株式会社大丸松坂屋百貨店
大丸松坂屋百貨店の歴史 大丸松坂屋百貨店の歴史

大丸松坂屋百貨店の歴史

 

大丸松坂屋百貨店の歴史

 

2007

 

株式会社大丸松坂屋百貨店が発足

2007年(平成19年)、株式会社大丸と株式会社松坂屋HDが経営統合し、持株会社「J.フロント リテイリング株式会社」を設立。その後、2010年(平成22年)大丸と松坂屋が合併し、「株式会社大丸松坂屋百貨店」が発足しました。

 

2011

 

松坂屋創業400周年を迎える

松坂屋は、名古屋のまちのあゆみとともにその歴史を築き、2011年(平成23年)に創業400周年を迎えました。これを記念し、松坂屋美術館で開催した「松坂屋コレクション─技を極め、美を装う─」では、松坂屋がこれまで収集した染織、美術工芸品を特別公開しました。

 

大丸梅田店増床

2010年(平成22年)11月の第1期改装オープンを皮切りに、順次改装を行い、2011年(平成23年)3月、増床部がオープン。翌月の4月に全館グランドオープンを迎えました。単に従来の百貨店を拡張しただけでなく、徹底したエリアマーケティングに基づく品揃えや価格帯の拡大を図り、「新百貨店モデルの集大成」としての店作りに取り組んだ結果、入店客数が当初の予想をはるかに上回る水準で推移し、顧客層の幅も拡大、売上高は大幅に増えました。

 

2015

 

増加する訪日外国人旅行客に対応した決済手段の導入

年々増加傾向にある訪日外国人旅行客への利便性向上のため、中国が発行する銀聯カード対応に加え、2015年(平成27年)9月にはモバイル決済機能サービス「WeChat Payment」を日本の百貨店で初めて大丸・松坂屋の8店舗に導入し、訪日観光客のサービス強化が加速しました。翌年9月には「Alipay」も導入するなど、訪日外国人旅行客へのマーケティング活動を強化しています。

 

2016

 

松坂屋名古屋店第3期改装「GENTA」誕生

2012年(平成24年)の第1期、2013年(平成25年)の第2期に続き、2015年(平成27年)からおよそ1年かけて「地域のお客様に愛される上質な進化型百貨店」をめざして実施した第3期改装では、エリアに不足する新たなカテゴリーとして大型家電専門店を導入し、これまで本館、南館に分散していたメンズファッションを北館に集約し、北館を「GENTA」(ジェンタ:GentlemanとAdultを合わせた造語)と名付けました。

 

京都・衹園の「町家プロジェクト」を展開

2017年(平成29年)に大丸が創業300周年を迎えるにあたり、記念企画の一環として、2016年(平成28年)11月京都衹園に「大丸京都店 衹園町家」をオープンしました。この取り組みは、JFRグループが進める「地域とともに成長するビジネスモデル」である「アーバンドミナント戦略」の一つでもあり、歴史的価値のある京町家の「保存」と「活用」を目的としたもので、プロジェクトの第1弾として「エルメス衹園店」を期間限定で展開し、2017年8月からは、第2弾として同町家に「ウブロブティック京都」を開いています。

 

2017

 

大丸創業300周年を迎える

2017年(平成29年)大丸は創業300周年を迎えました。
これを記念し、輝く100人のポスター展示や、樹齢300年 「感謝の大樹」の展示、「300年クローゼットプロジェク ト」などさまざまな記念企画を展開しました。

 

GINZA SIX開業

2017年(平成29年)4月に開業した「GINZA SIX」は、「松坂屋銀座店」跡地を含む街区ならびに隣接街区の2つの街区を一体的に整備した再開発事業です。銀座エリア最大級の商業施設をはじめ、大規模オフィスや日本の伝統文化を発信する文化・交流施設「観世能楽堂」など、多彩な都市機能を配置しています。屋上庭園や観光バス乗降所など、地域に開かれた場所として、世界中から訪れる来街者の利便性や快適性向上に大きく貢献しています。

 

上野フロンティアタワー開業

松坂屋上野店南館の建替えにより、2017年(平成29年)11月に開業した「上野フロンティアタワー」は、中核テナントとして1階から6階にパルコを展開し、地下1階には松坂屋上野店、7階から10階にはシネマコンプレックス、そして12階から22階には高機能オフィスを設けるなど、地域の新たなランドマークとなる複合商業施設です。このプロジェクトは大丸松坂屋百貨店と、2012年(平成24年)からグループ入りしているパルコが初めて共同で行った大型開発です。

 

2018

 

新たな編集売場の拡大

「お客様にとって魅力ある店舗」とは、お客様に新しい価値を提供できる売場作りにあると考え、これまでのカテゴリー別の分類にとらわれない売場作りとして「新たな編集売り場」を構築しています。美・食・雑貨を融合させた新ゾーン「KiKiYOCOCHO」は2018年(平成30年)4月に大丸札幌店、2019年(平成31年)3月には松坂屋名古屋店にオープンし、新たな顧客層の拡大につながっています。

 

2019

 

大丸心斎橋店本館グランドオープン

2019年(令和元年)9月、86年ぶりの建て替えを終えた心斎橋店本館がグランドオープンを迎えました。
「Delight the world ~世界が憧れる、心斎橋へ。~」というコンセプトのもと、品揃え、デザイン、環境などすべてにおいて、 百貨店の未来の方向を示す革新的な"新百貨店モデル"を具現化しています。

 

2020

 
 

新生大丸下関店が幕開け

2020年(令和2年)3月、株式会社下関大丸を直営化し、18年ぶりとなる全館リニューアルを行い新生大丸下関店が幕開けしました。
「観光客・地元3世代が共に楽しめる、『美・食・遊』に満ちたお店」というストアコンセプトのもと、「ハイブリッドな事業構造」「地域共創の強化」「グループ直営店化」という3つの改革により、地方百貨店の新たなモデル店舗と位置づけています。

 

2021

 
 

大丸須磨店第2期改装オープン

大丸須磨店は開業40周年を迎えた2020年(令和2年)3月の第1期改装に続き、2021年(令和3年)3月第2期改装を完成しました。百貨店カテゴリーの圧縮・効率化と地域密着テナントの導入を行い、新たな郊外店モデルへと生まれ変わりました。
「須磨の暮らしの真ん中に。『地域共生百貨店』」というストアコンセプトに基づき、4階には神戸市立名谷図書館がオープンするなど、地域密着に繋がるテナントを誘致し、あらゆる世代の「地域交流の場」を目指しています。